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2005年8月22日 (月)

レトロキット

レトロキットと言うと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?何か昔のおもちゃみたいなものを思い浮かべる方もいると思います。今回は自動車のエアコンガスのレトロキットについてのお話です。
自動車のエアコンガスには、何種類かあって、R12と言われるガスは当然フロン問題で現在生産されておらず、手に入りにくい場合もあります。当然、ガス漏れのあるお車に入れると公害を巻き散らかしている状態になります。又、そのガスの仕様車に対応したフロン対策適合ガス(以下は代替フロンと呼ばせて頂きます)もあります。ただ、規格も統一されておらず、オイルとのマッチングが悪かったりして、コンプレッサーが焼き付いたトラブルも出ていることは事実です。当方でも使い方を間違えて在庫車ののコンプレッサーを焼き付かせました。
元々、代替フロンは新ガスが98パーセントの割合で入っておりそれに対応したオイルの循環をさせる成分が残りの成分みたいです。ですから、ガスが抜けてしまったらオイルも新たに補充しなくてはならず、コスト的に旧ガス(R12)を使った方とそれ程変わらなくなっているのも事実です。
アメリカで、旧ガスを新ガス(R134a)に変換させるキット(これがレトロキット)があって、一部の部品屋さんが輸入していました。当方も使おうとしていたのですが、そのキットに付いてきてしまっているオイル添加剤を使うのが嫌で避けていました。漏れ止め剤が一緒に売られているのですが、これが水分を含むと固まり漏れが止まると言うもので、理想的には良いのですが、現実リキッドタンクを変えたりしても、水分は、除去しきれずコンプレッサーが異音が出たりしてしまった例もあります。
とはいっても今の時代の流れから、使うしかないと思っていたら、国産の電装メーカーが単体で部品を出しているのを知り、また、R134aでしか使えないオイル添加の漏れ止め(ドイツ製)の採用もあり当方でも変換しています。圧力なんかを見るとR12より確かに多少高いですが何とかなる範囲で、冷えは殆ど変わらないです。コンプレッサーをオーバーホールした車や、ガス漏れの場所がエバポで予算的に苦しい場合はレトロキットを使って漏れ止めを入れています。
最近ネットなどで流行っているガスでR12対応ガスと言って売られているものでプロパンを使ったものがあります。同業者によると異常に高圧ガスの上がりが早く(当然プロパンなので)機械的な耐久性も心配されます。抜く時に処理に気をつけてくださいと注意書きがあったそうですが、何か想像しただけで破裂しそうです。現実危険は無いのかもしれませんが、でしたらレトロキットを使った方がよいでしょう。
キット自体はサービスバルブの虫(エアーバルブ)を抜いてからねじ込む簡単なものです。
ガスの値段も旧ガスの3分の1位ですので、興味のある方はご相談ください。retoro02retoro01

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