« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月31日 (月)

コンピューター診断

当方の工場にも、診断機といわれているテスターが常備されています。3種類あって色々な車が診断できます。
診断機を使ってすぐ、故障箇所がわかれば早く作業も出来、時間と費用の節約にもなります。
ただ、修理はそんなに簡単に治せない場合も多々あります。ある部品がだめと診断機に出ていてもカプラーだったり、配線がだめな場合もあります。そこら辺は経験と努力で補っていくしかありません。

最近CANラインというデジタル配線を使っている車が多いです。そうすると電話線みたいで1本の配線で色々な信号を伝えています。だから、電気がこないからと言って、配線に検電テスターなんかあてて、電気の流れを調べようとするとると配線自体が壊れてしまいます。さらにECU自体にも損傷を起こす場合もあります。

どういうわけでやっているのかわかりませんが、各部品自体のLINKも行っています。アルファでロメオでたとえれば147。この車のパワーウインドーのスイッチを交換したとします。

そうすると、オドメーター(積算距離計)が点滅してしまいます。何故そうするかは不明。テスターでリンクさせてあげないと治りません。異常を知らせてくれるという部分では助かりますが、、、。

で、この前時間のかっかってしまった修理がFIAT500のオドメーターの点滅。
テスターで調べた結果、、、、、、。
Fiat500blueme

こやつが壊れていると診断。USBカプラーです。音楽視聴用のものです。こんなものにもLINKさせてます。たしかに、Ipodつないでも音出ません。エラーも部品交換しないと解除できません。
部品屋さんからディーラーに注文入れてもらったら生産中止で在庫なし。
意味不明(新車の現行車なのに)なんで、再度調べてもらったらあまりに壊れるんで作るのやめたとのこと。さて、壊れた車は??
知り合いの業者さんの情報でバッテリー外して一晩ほうっておいたら治りました。しかも音楽聴けます。壊れていないじゃないですか?ってことはいわゆるパソコンで言うバグですかね?とりあえず、テスターでリセットしてメモリーを消去して納車しましたが、後は再発しない事を祈るばかり。壊れて無いんだったらテスターでリセットできないのは納得いきません。

コンピューター診断は難しいという話でした。単なる愚痴ですけど。

| | コメント (1)

2011年10月26日 (水)

理想の組み合わせかも

111025factory_2

平日は、トリビュートで。休日は355で。勿論理想であって、お預かりしているお車のオーナーさんは違いますけど。

こんな組み合わせは、いかかでしょうか?

車検でお預かりした355君は前回から800KM位の走行。500君は造られてからは800KMの走行。

ま、こんなもんでしょう。理想の組み合わせが持てたとしても、時間がなかったりしますんで。でも、持っているという満足感は確かにあると思います。

| | コメント (0)

2011年10月25日 (火)

ヘッドオーバーホール

147TSセレスピードのベルト切れ。
中古部品を使ったりして、ヘッドをオーバーホールしました。途中の写真撮り忘れました。

8万KM超えているけど、まだまだ走ってもらいたい車です。商品車なんですが、商品としては微妙な価格になってきているので、自己満足に終わらないと良いな。

147eg

| | コメント (0)

2011年10月17日 (月)

セレはアキューム交換でどうなる?

ちょこちょこやっているセレスピードのアキュームレーター交換ですが、色々質問が来るので説明します。
まず、セレユニットの説明ですが、前回のブログにも書きましたがあくまで、ロボット式マニュアルミッションです。セレポンプで上げた制御用オイルを使って、クラッチを操作し、また、シフトレバーの変わりにシフトフォークを油圧で動かします。
Seleunit01

それが上の写真のユニットです。このほかにポンプとタンクがあります。
クラッチを切ってシフトノブを動かしてギアを入れ。クラッチをつなぐ。この操作をコンピューターで制御された油圧で動かします。マニュアルミッション乗っている方は普通に体が覚えて動いているでしょうが、ECUは、色々なパターンからその操作をユニットにさせます。特に、減速時などは、ダブルクラッチで、エンジンもふかして回転合わせています。人間がやるいわゆるヒールアンドトーです。
セレユニットの油圧は、ECUで制御されています。実際には、50barを基準に40barになったら、ポンプを回し,油圧を上げます。車に乗り込むとき、運転席を開けるとセレポンプが回りますよね。あれは、始動時に油圧が足りないのを補うわけです。
Sereacum  

で、このアキュームレーターなんですが、(構造はウィキペディア等でお調べください)50barの油圧を貯めておくのに使っています。それと脈動(油圧のばらつき)を無くすのにも役立っています。中の窒素ガスの膨張により、安定した油圧を出しています。これがへたるとどうなるかが、交換の意味なんですが、ちょっとへたる程度ではシフト時のつながりがギクシャクする程度です。へたりが多くなると操作が間に合いません。たとえば新品のアキュームレーターで、ギアチュンジで3bar(あくまで仮定の数字です。)使ったとします。5万KM使ったアキュームでそれが6barになったとします。次のシフトでも6bar使うとします。もう足りません。勿論ポンプが作動しますので、シフトできなくなることは普通はありません。ただ、やはりへたりが多くなるとセレポンプの稼働率も多くなりポンプ自体も痛めます。40bar切った時に作動させようとするとセレエラーが出て、セレユニットが固まります。パソコンで言うフリーズです。路上えんこですね。
大体お分かりいただいたと思いますが、どれくらいで交換したら良いかは、はっきりわかりません。3万KMで、交換したお客様で、違いがはっきりわかると喜んでくれたお客様もいます。10万KM変えなかったお客様もいます。5万KMぐらいなのかな?
アキュームの交換とセレユニットのリセット、147TS,156TS,JTS、(同GT)、44100円でお受けしています。GTA6速セレ、及びデジロジック車は要相談です。

| | コメント (2)

2011年10月12日 (水)

TCTを思う

MITOや新しいジュリエッタにツインクラッチ式のATが採用されています。セレスピードでは単なるロボット式MTでしたがこちらは、MTからの進化版ではなく、より機械化されています。
ツインクラッチ式ですのでシフトチェンジが早く確実になっていると思います。シフトアップ、ダウン時すでに次のギアが控えていて、即座に次に移行できるような構造となっています。
セレスピードも油圧を使っていますが、あくまでシフトフォークを動かす為の物であって、油圧でギアを動かす物ではありません。トルコン式ATに近いシステムですねツインクラッチ式は。
今、F1や、モータースポーツの世界ではシフトは早いほうが良く、当然2ペダルのコンピューターシステムを使っています。速さを求めるには仕方の無いことなのかもしれません。
トルコンAT式と比べればましですが、なんか寂しい気もします。
自動車の運転は、クラッチがあってそれを蹴飛ばして運転する楽しさがあっても良いと思います。初心者の頃、クラッチがうまくつなげてエンストせずに発進するどきどき感、懐かしいけど、楽しかった。
本来、AT免許なんか作るから、3ペダルクラッチ式の車が減ってしまったんでしょう。教習所で、3ペダルで練習したからATではなくMTを選択してきた女の方もたくさんいると思います。
TCTが悪いと言うわけではなく、MTも残しておいて欲しいです。

実は2013年に出る予定のアルファ4C。TCT仕様のみみたいなんです。8Cも確かにセミATだけでしたから仕方が無いのですが、ライトウエイトスポーツ(TCTはMTと比べて重い)なんですから、MT仕様も作って欲しいですね。

Alfaromeogiuliettatct

セレスピードでは、MTのシフトレバーと間違えるような形でしたが、TCTはトルコン式ATの形してますよね。

これって、メーカーもATと認めているんでしょうね。

500tf03

どせなら、こんなのが良いですね。どうせ電気スイッチなんですから。

| | コメント (1)

2011年10月 7日 (金)

アシストモーター

最近、電動自転車多くなりましたよね。乗ったことある方でしたらわかると思うのですが、自分の足のこぐ力が普通に倍力されて力いらずで楽ですよね。スクーターや、完全な電気自転車とは違いあくまでこがなくてはいけませんよね。
これって、最近の車のパワステもそうなんですよ。ステアリングを切ると倍力されてパワーステアリングになる。
Streeng
いわゆる油圧パワステはラック側にバルブがあってその切り替えで、ベルト駆動のポンプで加圧した油圧でタイロッドを動かしています。
電動パワステといわれている殆どは、シャフトにモーターが付いてアシストしています。ラックのスペースも少なくて済みますし、意外と簡単に付きます。
ここの所、2000年位のプントの電動パワステが3台連ちゃんで壊れました。
自転車の場合電気がなくなって普通の自転車に戻るわけですが、車のパワステの場合、どうなるかと言うと動きません。なんてことはなく、重いけど動くは動きます。据え切りはきついけど走れば何とかなる重さです。あくまでアシストモーターなんです。

Psmoter01

350ccの缶と比べてもこれで、、、、。結構小さいんですよ。FIATの場合、この中にリレー等もも入っているので、モーター自体が壊れたか定かでは無いのですが、壊れては困る部品です。
似たような形でワイパーモーターなんかは、あくまでモーターです。
ちなみに、日本のハイブリッド車は、殆ど、これとは違い電気だけで走ります。本田さんは違う方式で、エンジンと同時にモーターでも動力をアシストします。

ポルシェさんなんかは、F1のカーズの技術みたいに発進時やコーナーなんかで駆動力が欲しい時に作動させます。これはアシストと言う考え方ですよね。

| | コメント (0)

2011年10月 4日 (火)

V8エンジン

去年からお預かりしていた、お馬さん。79年のV8です。
オイル漏れでお預かりが、こんなに時間かかってしまいました。横置きなんでタイベル交換はエンジン降ろさなくても出来ますが、こいつが逝くと降ろします。
308b01

3個出ているシャフトの向かって左側。シールが外れて、ベアリングのボールがなくなっています。
下側の太いシャフトがクランクシャフト。その上のシャフトがタイベルの駆動シャフト。フロントカバー内でギアで伝達駆動されています。
お馬さんメーカーはは、スタッドボルトが大好きなんでナットを外してもネジが残り取れません。
308b02

こんな感じで付いています。当然脱着後の写真なんですが、実はこの下にミッションとデフがあり、外した後の作業となります。

手がかかるのは当然のお車なんで諦めてはいますが、普通にボルト止めだったらこんなにばらさなくても良かったんですけど、スタッドボルトにこだわりたかったんでしょうね。
外すのも大変なんですよ。ちょっとでも錆びていたら、クラッチハウジングのカバーだって外れません。ミッションを外すのも、つるして一晩置きました。

やれやれっていう感じです。今だと、アルファロメオもヘッドボルトですらスタッドボルト使っていません。昔は使っていました。FIATは昔も使っていませんでした。
こだわりは値段に出ていますよね。

| | コメント (2)

2011年10月 3日 (月)

alfaromeo 3.2L V6

アルファロメオの3200ccにV6エンジン。乗ると気持ちよいですよね。156,147、GT、GTVに搭載されていました。
トルクは当然3200ccもあるんでありますが、回転数に関係なくアクセルについてくるレスポンス。3Lや2.5Lでは味わえない楽しさがあります。
ただ、ベースのブロックは、70年代に設計された物で、古さは隠せませんが。
近年の厳しい排ガス対策にも対応できず生産中止となりましたが、名機の一つでしょう。

当方のお客様が147GTAを耐久レースに使っていましたが、エンジンはいじらなくても速さがあり、足回りの調整だけでがんがん走れました。ただ、サーキットで使うととても燃費が悪く(FSWだと1Lで2KM走りません。)耐久レースには不向きな車でした。
それでも、鈴鹿、富士(FSW)で、アルファチャレンジの耐久では作戦もありますが総合トップも取れました。
トップ取った事もありそのお客様は次なるマシーンへと移行しましたが、皆で147GTAを使いまわししていました。ただ、ここの所、出番もなくほこりをかぶっていましたが、次なるオーナーさんへと旅立つ事になりました。
結構、思い入れがあった車でかなり手を加えてありました。かなり寂しい気持ちがあります。自分の車を売るときよりもそう感じてしまいます。

次のオーナーさんもサーキットを走ってくださるので本来の性能を発揮してくださると思います。

147gta

| | コメント (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »