エアコン
エアコンってなぜ冷えるか解りますか?
基本フロンガスを圧縮して高圧化してそれをバルブによって凝縮噴射される為、気化して冷えるという感じです。
車の場合エンジンの駆動ベルトによって回されているコンプレッサー(電磁クラッチによってON、OFFされます)でフロンガスを圧縮しています。圧縮すると熱が発生して温度が上がります。そこでコンデンサーについているラジエターファンで冷やします。冷やすことによって充填効率が良くなります。圧は大体15キロから18キロ位がベストです。充填効率が悪いとエアコンは効きません。それをリキットタンクというフィルターで水分を取り除き、エキスパンションバルブというバルブ噴射口を使ってエバポレーター内に噴射して、気化されたフロンガスによってエバポレーターを冷やします。ただ、冷やしすぎると凍ります。そこで先程のエキスパンションバルブで通路を調整して凍る寸前に調整します。
後は、室内にあるブロアーファンでエバポレーターの配管の冷気を送風して室内が冷えるという仕組みです。
充填効率を良くするにはコンプレッサーを大型にする、コンデンサーを大型にする、コンデンサーファンを大型にする。これらが考えられますが、車の場合スペースの関係上無理ですね。
まして私たちユーザの立場では金銭的にもかなりかかります。
そこでエアコンコンプレッサーに添加剤を入れてみてはどうかということです。コンプレッサーは、オイルで潤滑しています。ただ、先程述べたように高圧ガスによって自動車のエンジンのようなオイル経路はありません。あえて言うならば2ストロークエンジンやロータリーエンジンの混合ガソリンのようなものです。フロンガスと一緒に循環しなくてはいけなく(ガスに溶け込まなくてはいけません)、また詰まったりしてもいけません。ガスの種類によって溶け込むオイルと溶け込まないオイルがあったりもします。そこが各メーカーの特徴でもあります。
コンプレッサーのオイルがフリクションの少ないオイルになればレスポンスが向上し効率良く冷やせますし燃費も良くなります。
当方では今、ワコーズとウルトのコンプレッサーオイル添加剤を使っています。
ワコーズは8月中、レックスとセットでキャンペーン中です。ぜひご利用ください。
補足ですが、エアコンガスが抜けるということはオイルも一緒に抜けています。ガスだけの補充ではコンプレッサーが焼きつく可能性があります。
| 固定リンク
コメント