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2017年10月20日 (金)

不動車復活

2ヶ月も前ですが、フェラーリの456の不動車を預かりました。 

 
お客様とお話すると、車検が切れてしまったので乗っていなかったら動かなくなってそのままになっていたと言う事。 他の車の修理で来店されたときに依頼されました。 
 
456fuel01
 
 
トランクの内張りを外すと出てきます。これを見たアルファロメオのお客さんが、スピーカーの修理もやるのですかと言ってきました。そうですよね、リアシートの後にガソリンタンクがあるなんてあまり無いですものね。普通は床下ですね。
 
 
456fuel02
 
 
フェラーリ全車や、マセラッティーの2000年以降の車はアルミのガソリンタンクです。 
 
456fuel03
 
 
外した、ポンプのステー錆錆です。 
 
 
456fuel04
 
 
コレクターの中はどろどろです。
 
耐震対策や、防音効果のある、ゴムで包まれているわけですが、そのゴム自体が溶けてどろどろになりポンプにつまり動かなくなります。
 
新品のポンプを組んで、錆も落とし腐食防止の耐ガソリンの塗装をして組みました。勿論どろどろになってしまった、純正のゴムは使わず他の耐ガソリン製の部品で組み上げました。
 
 
 
無事復活しました。
ちなみに12気筒、ポンプも2個あればECUも2個あります。なんで左右バンク燃料ラインは別々でフューエルフィルターも外付けで2個あります。
 
連続のご入庫ありがとうございました。

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2017年10月12日 (木)

ステアリングピニオンシャフトの交換

アルファロメオのMITOのステアリングシャフトの交換をさせていただきました。

最近の車に多く採用されている電動パワステです。
 
電気モーターでステアリングを補助するわけですが、この時代は、大体ステアリングホイールの下あたりにモーターがあって、それで補助をしています。ジュリエッタやジュリアではラック自体をモーターで補助しています。
 
 
 
Mitost01_2
 
 
 
早速外しました。 
 
 
Mitost02
 
 
 
取り外しはエアーバックやイグニッションキーシリンダーなど、厄介な物もシャフトから外さなくてはいけません。 
 
Mitost03
 
 
 右側に見える円筒形の物がモーターです。
 
そしてその左側、、、、。 
 
そうなんです。ECUもセット交換となってしまいます。だからお高い値段です。 
 
組み上げた後テスターでセンター出し、及び他のECUのエラー削除(これ重要)を行います。舵角センサーが内臓されていますので、ブレーキやエンジン、ミッションまでもが兼用して使っています。
なので、全てエラーを削除しないといけません。
 
FIAT500も良く壊れますが、パワステが効いているにもかかわらず、エラー表示が消えない事もあります。
上記のように、全てのECU同士が切れ角の共用をしています。その通信系のエラーが出て駄目になる場合も多々あります。
 
単純に部品交換ではすまなくなるような修理も増えてきました。

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2017年10月 4日 (水)

ルノーの4輪操舵

新型メガーヌが発表されましたね!!

 
 
 
 
まだ、RSバージョンは発表されていないみたいですが、楽しみです。
 
3ドアが無くなって、4ドアハッチバックとツアラー<ワゴン>のラインナップですね。 
 
当然のように、アイパッドみたいな大きなタッチパネルがセンターコンソールに立ちはだかっていますね。時代の流れなんで仕方が無いことでしょうけど。 
 
今回の目玉は、4輪操舵。
 
日本車では、20年位前から採用されているシステムで、リアタイヤを前輪のハンドル操作のように動かすシステムです。最も前輪と違って角度的には3度とかみたいですけど。 
 
日産車が良く使うシステムですね。35GTRなんかはサーキットで見ていると、不自然なほどG
を感じないような速いコーナーリングをしていきます。 
 
日産はリア駆動のスポーツカーで使っていて、FF車では採用していなかった気がします。FF車では本だのプレリュードが初採用だった気がします。 
 
今までの4輪操舵は油圧でした。メガーヌは電動です。ソレノイドと言うかモーターで動かしています。
 
実は新型メガーヌもちょっと動かした事あります。ただ、本格的にルノーの4輪操舵を運転下のはエスパスです。 
 
 
以前のブログより写真を、貼り付けます。
 
 
Espace02    
 
 
Espace07
 
 
この時、試乗して、ルノーの4輪操舵を体験しました。 
 
その時は、スピードを上げての走行はしていないので(ミニバン自体飛ばす気になりませんが)低速での動きしかわかりませんが、よく曲がると言うイメージです。
 
修理で4輪アライメントを測るときまずリアから調整します。そうしないと前を調整してもリアを調整すると前も値が変わってしまいます。リアって重要なんです。直進性もリアのアライメントで決まります。それを例え、2度とかでも動かしたらかなり変わります。
最近はアンダーステアーを殺す為に、ECUが内側のブレーキをかけたりもします。いわゆるEデフですね。アルファロメオがよく使います。それ以上にリア操舵は効果があります。
 
うまくセッティングができたら、RSバージョンでシビックからニュルのタイムレコードを奪い返せるのでしょう。
 
 
Espace04  
 
ルノーはトーションビーム好きですね。メガーヌもトーションビームのままで4輪独立懸架を採用していません。
 
乗ると悪くはないし、駆動輪ではないので問題無いでしょう。
 
4輪操舵がついていると駐車場での切り返しも楽になるというメリットもあります。
 
使い方(セッティング)次第では運転がうまくなった気がします。 
 
さて、スポーツ走行をした時に違和感が出るのかどうかは試してみたいものですね。 
 
1800CCになったRSで、2000CCのライバル達を蹴散らせれば、どこのメーカーもマネをして4輪操舵を採用してくるでしょう。
 
ルノースポールのセッティング次第ですね。ラップタイム楽しみです。
 
 

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