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2018年7月17日 (火)

グランスポーツのクラッチ交換

マセラッティノグランスポーツのクラッチ交換を先月ですが、やらせて頂きました。

 
ちょっと変わった色のしぶい感じの車です。
 
 
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マセラッティのクラッチ交換はよくやるので、重複した記事になってすいません。なので、ちょっと構造的な説明を入れて書きます。 
 
Masegscl06
 
 
Fパイプ、センターパイプ、スタビ等々色々外します。車がしっかりしているので、各部品重いです。 
 
 
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とくにこいつ、プロペラシャフトが中に入っているチューブ。まわりの工場の人に手伝ってもらって降ろします。何故こんなに重いかと言うと、エンジンとミッション(トランスアスクルなので後にあります)を一体の物とし、エンジンの動きそのものがトラクションになるようにするための考えです。ねじれ等が無いようにごつく作っています。 
 
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Masegscl10
 
 
アルファの75と違って、クラッチはエンジンの後に普通にあります。 
 
Masegscl11  
 
外したクラッチです。ツインプレート(クラッチディスクが2枚あるタイプ)です。クラッチディスクの間にもう1つフライホイールが入っています。 
 
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レリーズベアリングに付いているF1センサーです。せっかくなので説明を入れます。 
 
 
Masegscl13
 
 
センサー自体を外すとレリーズシリンダーの先にいったいとなったシャフトの先にブロックが見えます。このブロックの中に磁石(クラッチ交換時には交換必要)が入っていてこう動きをセンサーが読み取ります。
 
マセラッティのクラッチ残量はここで読み取ります。ただ、ディスク時短残量を読んでいるわけではありません。
 
クラッチは減ってくるとレリーズシリンダーの動きの量が変わります。その動きの量で残量が計算されテスターに表示されます。勿論、走行中も残量によったクラッチ操作を機械がやってくれます。
 
ただ、こういう機械はセッティングをしなくてはいけません。クラッチを交換した時にゼロ点をあわせる意味でのリセット、ストロークを決める数値を入れます。
 
マセラッティのクラッチは使い方によっても減り方が違います。ディスク自体の減利だけではなく、フライホイールの焼けによるジャダ。プレッシャープレートのへたりや破損による切れ不良等々あります。
不具合が無くても定期的に診断する事をお勧めします。

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