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2020年12月16日 (水)

充電制御用バッテリー

FIAT500の車検をやらせて頂きました。年式相応で、リアのホイールシリンダー等変えさせていただきました。

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その中でバッテリーも交換させて頂いたのですが、この年式だと、ちょっとバッテリーの値段が高いのですよね。普通のバッテリーの2倍近くします。高性能なバッテリーがついています。

 

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マイナスケーブルで隠れてしまっていますが、LN2 AGMと書いてあります。AGMバッテリーです。ちなみに交換前のバッテリーです。

AGMバッテリーとは充電制御オルタネーター用バッテリーの事です。充電制御オルタネーター車の殆どはアイドリングストップが付いています。私の足車のルーテシア4は充電制御オルタですがアイドリングストップ無しですけど。

この高いバッテリーはアイドリングストップ用だと勘違いしている方が多いですね。セルモーターを多く使うので強力なバッテリーを付けている意味も有りますが、本当はオルタネーターの充電が止まったり、急速充電したり激しいONとOFFに対応したバッテリーです。今までのオルタネーターでもレギュレーターで充電量を加減していますが今は完全止めています。アイドリングストップ使わないから普通のバッテリーで交換してしまうと1年位で駄目になってしまいます。

充電制御とは、ECUでオルタネーターを制御して、燃費向上やCO2削減等をやっています。一概に言えませんが、加速時とかパワーが必要なときはオルタネーター負荷を無くす為、充電を止めてしまい、減速時に充電すると言うパターンやバッテリー容量を見ながらバッテリーが良いときは充電せず、負荷を無くしたりします。なので、普通のバッテリーだと車本来の性能が出ません。燃費で差額を取れることは無いかもしれませんが、ECUのトラブルを引き起こし易くなるし、オルタネーターも冷却が間に合わなく壊れる可能性もあります。なので必ず、対応のバッテリーを付けてください。AGMバッテリーでも安かな物は、アイドリングストップしなかったりする例もありました。一流メーカーでも値段的に2種類あったりしますので、選択には気をつけた方がよいです。

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ちなみにマイナス端子がこんな感じのはバッテリー制御車です。ルノー車はアイドリングストップが付いていない場合もあるので交換時は注意が必要です。

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2020年12月10日 (木)

デルタ乗りは熱い!!

ちょっと前ですが、ランチアデルタEVOの修理をやらせて頂きました。

 

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タイミングベルトの交換とオイルパンの交換です。タイベル交換はさくっと終わらせ、オイルパンの交換もちゃっちゃと終わりました。

生産されてから、25年経っているお車です。最近は再人気が出て新車当時の値段になってしまったりしていて、購入したくても難しい状況な車です。オーナーさん達も新車から乗っている人や15年乗っている人など長期保有の方々が多いです。

そんな方の為に、まだまだ、パーツが開発されたりしています。

私も知らなかったのですが、国内でオイルパンを作っている所があって、お客様の持込で交換させて頂きました。

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デルタのオイルパンは2段重ねになっていて鋳鉄ブロックの下にアルミのオイルパンがあり、その底辺が鉄製の皿と言うようなオイルパンが付いています。

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鉄製の底を外すとこんな感じでオイルの溜まる箱が形成されています。

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今回交換させて頂いたのはこんな感じで付きます。アルミフィンが付き多少なりとも冷却効果があるでしょう。一番の利点は、鉄底だとコルクのパッキンでよくオイル漏れします。それが必要なくなりゴムのパッキンとなりますのでオイル漏れもなくなるでしょう。

いつも思うのですが25年経った車への思いがオーナーさんから伝わってきます。デルタ乗りにはあっぱれです。

 

 

 

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2020年12月 1日 (火)

冬でもエアコン壊れます。

お客様から、アウターベルトが切れたと連絡があり、その後レッカーでマセラッティ グランスポーツが運ばれて来ました。

 

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何となく、想像していましたが案の定、エアコンコンプレッサーが焼きつきプーリーが廻らなくなり、ベルトが切れました。完全なロックですね。冬だと言うのにエアコン修理です。

 

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リビルト品を取寄せ交換しました。写真の下にある黒い筒状の物はクリーナーともいえるリキッドタンクです。コンプレッサーが壊れると、アルミの削りカスが配管の中に廻り込んでしまい、せっかくコンプレッサーを変えてもゴミにより再度壊れる可能性があります。

コンプレッサーを交換と同時にリキットタンクやエキスパンションバルブも交換しました。

 

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上の写真のエキスパンションバルブはガスの流量を変えて効率良くエバポレーターを冷やす物です。

 

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ホースや配管も清掃してオーリング等の消耗品も交換し、ガスを入れて効きをチェックして納車となりました。

マセらティーはデルファイと言うアメリカのメーカーのコンプレッサーを使っています。よく壊れます。エンジンがフェラーリ製という事もあり、高回転まで回ります。そうするとやっぱりコンプレッサーの痛みも早いのでしょうね。

 

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