08年のポルシェケイマンのエンジンを今オーバーホールするために以前降ろしたエンジンで勉強しているのですが、水冷ポルシェのエンジンの謎多き部分にはまり込んでいます。

皆さんエンジンの中の部品なんてあまり見ないでしょうから説明します。
コンロッドの合わせ面がざらざらしているの判ります?
この製法を始めてみたのはランチアテージスの5気等20バルブターボのエンジンをばらした時でした。?????マークが頭の中でめぐり回っていました。折れたの???って。
実はこれ折れたのでは無く折ったのです。そういう製法があるんです。正確には破断面コンロッド。しかも氷やガラスのようにかち割るのではなく引きちぎる製法で作られています。

ネジを締めると断面が判りません。100本のコンロッドがあっても合うのは1本だけしかも向き間違えても合わない。


参考にアルファロメオ145のコンロッド上下バラバラに作ってあわせています。断面が綺麗です。(写真が錆びていてすいません。)ざらざらしたかち割式では横ずれが無く強度が増します。一体成形で造るので軽量化もしやすいし日産、ホンダ、フォルクスワーゲンなんかも使っています。
ただ、まさかポルシェが使っているとは。逆の意味コストダウンできる製法でもあるんで。


これは、アルファロメオの145のレースカーで使っていた削り出しのコンロッド。加工技術も良いんで合わせ判らないですよね。私はこういう昔風のが好きなんです。実際強度もあるし。
そういえばこれ、156に使うはずだったけど、私のコレクションになってしまったな?鍛造のピストンも何故か2セットあるし、自分でも良く買ったな!!
ポルシェももうちょっとコストかけて作って欲しいな!!サーキット走行するならGT3買えってか!!クランクケースが違うんで強度も全然違うつくりなんでしょうけど。
オーバーホールの予定のお客さんは、削り出しのコンロッド行っちゃうみたいです。
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